那珂湊張子

那珂湊張子は明治時代初めから、茨城県ひたちなか市在住の飯田家により、だるまやお面、首振り寅、首振り兎の張子などが作られてきました。現在も五代目・飯田隆司さんがだるまの製造を続けていますが、寅や兎の木型は東日本大震災の被災により消失、ここ10年以上作られていませんでした。

2021年にひたちなか市在住の森戸真弓さん(はりこのつるや)が、失われた首振り兎の木型を彫り直し、飯田隆司さんに助言をもらいながら張子を復元。那珂湊張子として承認され、現在、ひたちなか市のふるさと納税返礼品にも採用されています。
8