［土人形］まんろく工房／復元 津観音の俵牛

■かつて三重県津市にある「津観音」の縁日で売られていた俵牛を、まんろく工房が復元した土人形です。

■津観音の俵牛は昭和初期に廃絶しました。

■童画家で戦前の郷土玩具蒐集の第一人者であった武井武雄は、著書『日本郷土玩具　西の部』(昭和５年刊)で次のように記し、その出来を激賞しています。

「津の土人形
約三十余年前、津市公園下で鳩、天神、俵牛といふ様なものを焼いていた男が有ったが、後四日市に転住して童玩をやめ、萬古焼の職人になって以来消息を絶ったといふ。就中俵牛は希に見る傑作で、^_^土玩八幡牛中之れに及ぶものが無い。挙げて三春の張子と共に両横綱とすべきものである。白斑ある黒牛で圓々と太り、源平の手綱で飾られ、団子のような田原三個を背負っている。可愛い事限りなしである。」
（武井武雄『日本郷土玩具　西の部』より）

■原作は型抜きの土人形ですが、復元では手捻りで成形し、焼成後、岩絵の具で彩色し、色止めのニスをかけています。

★ひとつひとつ手作業で仕上げるため、形状、絵付けに個体差があります。

★商品の色や素材感をできる限り再現するよう心掛けていますが、ご使用の機種により実物とイメージの差が生じることがあります。予めご理解ください。

★この商品は店舗でも販売しています。店舗での販売が重なった場合、在庫表示に反映するのが遅れる場合がございます。万が一、品切れの場合は何卒ご容赦ください。