■ひっそりオープンしました

思えばスタートは暑かった……首にアイスノンを巻き、日焼け止めを塗って自転車通勤していた頃は、こんな季節になるまで準備しているとは予想だにせず。今や北風吹き枯葉舞い、晩秋というよりは初冬である。はぁ。

ため息をついていても始まらないので、本日大安吉日(←こればっかり)、ウィンドウのロールスクリーンを開けはなって、ひっそり開店してみる。ここを開けているか、開けていないかで、前を通る人の反応が面白いほど違うのがよく見える。



買い物に行く途中の奥さま、近くにある日本女子大の学生さん、赤ちゃん連れの若いご夫婦など、ポツリポツリと店内に入ってきてくださる。おっ、『現代豆腐百珍』など、シブい本が売れていく。

手ぬぐいと古本、竹の箸と古本、風呂敷と古本、そんなお買い上げがあると実にうれしくなる。もっとお客さんに楽しんでもらうには、まだまだ推敲、工夫の余地あり。


ご来店の際は、畳ベンチでごゆるりと。