張子

張子とは、型(木型、石膏型、粘土型など)に和紙を貼り重ねて乾燥させ、型から外して再び貼り合わせ、胡粉、絵具などで彩色したり、色和紙を貼り重ねたりした人形を言います。

ほとんどの張子は手作業(「手張り」と呼ばれます)で製作されていますが、一部、量産可能なだるま産地などでは、機械による真空成形で作られる張子もあります。
また、江戸、明治時代から代々続く張子もあれば、若い作り手による新しい創作張子も増えていて、張子の魅力が広がっています。

手張りは製作に時間がかかりますが、同じ型でもひとつひとつに個性が出て、張子ならではの味わいが楽しめます。

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