店舗からのお便り

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■其の一「小鹿田焼あさひるばん」  終了
終了しました

旅 猫 雑 貨 展 其 の 一
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小鹿田焼 あさ ひる ばん
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2010年11月26日(金)~12月9日(木)
12:00~19:00(日曜 11:00~18:00)
※月曜定休(11/29、12/6 はお休みです。ご注意ください)

会場:旅猫雑貨店 店内
   〒171-0032
   東京都豊島区雑司が谷2-22-17
   電話/ファックス:03-6907-7715
地図:Google Map http://j.mp/eMAQRc(←クリック)

バックヤードの梱包スペースに必要な道具が揃い、ここから発送ができる態勢がほぼ整った。


雑司が谷からの初荷。斜め前がヤマト運輸の宅急便センターなので、すぐに持っていけるところが便利。先日、仕事場に出勤してドアの鍵をあけていたら、ヤマトの担当の人がセンターからひょいと顔を出して、「かねこさーん!荷物届いてまーす!」と呼びかけ、たたたたっと歩いて持って来てくれた。「いやぁ、来るとすぐわかるから便利ですねー」だって。不在票いらず。


ハタナカさん作のペン立てにも、各種グッズが収まった。


この棚、どういう用途だかわかりますか?


蝿帳(はいちょう)といって、食品に蝿がたからないように保管しておく棚。サランラップがない時代の必需品だったのでは。扉や側面は通気がいいように網が貼られている。


蝿帳の下にあるのは氷で冷やす木製の冷蔵庫。ご近所のおばさま方がなつかしぃわぁーと言って覗いていきます。昔は家の前まで氷屋さんが来て、ノコギリで氷をザクザク切って冷蔵庫に入れてくれたそうです。ご来店の際はぜひ見て、触ってください。めざせ、昭和のくらし博物館。
  

オークションで見つけたとあるブツが届く。錆びついたボルトがどうにも外せないことがわかり、金ノコで切断することに。


金属もがんばれば手動で切れるんですねぇ(汗びっしょり)。


ピストン輸送で書類を持ち込む。旅猫雑貨店も丸4年になり、いろいろなファイルが結構な量になっている。税務上、5年間は要保管ですからねー。保管場所確保も大変です。
  

棚柱と棚受けのペンキが乾いたので、いよいよ壁に取り付ける。まずは壁の中の梁の位置をチェッカーを使って調べる。棚に重いものをのせるので、中空部分に棚柱をつけてしまうと重さに耐えかねて棚が落ちてしまうため。だいたい455mmごとに梁と柱が入っている。


それぞれの棚柱が水平になるよう、水平器で確認しながら取り付けていく。


計7本の棚柱を壁一面に。


図面に合わせて、棚受けを差し込んでいく。写っているのはハタナカさん。ハタナカさん曰く、「黒船危機一髪ゲームみたい」だって。間違ったところに差すと、大家さんが飛び出してきます。


我々かなり乙女度は低いのですが、商売ですから身だしなみは大切。ということで鏡を取り付けてみました。


藤城清治、ジュヌ・パントルのファンとして、この影絵にはグッときてしまうわけです。乙女?
  

昨日スプレーした白が気に入らないので、さらにぺールベージュで塗装。乾かすのにまた1日かかるんだけど。


夜、一度家に帰って晩ご飯を食べてから、再び車で商品を運び込む。割れものも多くて梱包が大変なので、宅急便は使わずすべて自分でピストン輸送するのだ。はぁ~何往復すればいいのやら……。
  

ステンレス塗装の続き。油性のスプレー塗料ってものすごく匂いがキツイので、狭い店内で使い続けると頭痛が。什器や商品にも色が着きそうなので、人通りが少なくなる深夜まで待って、店の外でマスクをつけて吹き付け作業。

夜道に響く、カシャカシャカシャ、シューシューシューーーー。かなり怪しい人でした、自分。
  

板をはつって蝶番をつけたカウンター。なんとかきれいに仕上がりましたー。


サイズぴったり。


売場側から見るとこんな感じです。


帳場に入る時はカウンターを上げる。テヘッ!って感じ?


パソコン周りにものを書くスペースがないので、引き出し用の金具を使ってスライドテーブルをつけてみた。


ちょっとメモを取りたいなーという時に、


するする~と引き出すとテーブルが。飲み物置いたり、便利です。


どんどん先へ進もうー。壁に本棚を取り付けるための棚柱と棚受け。


ステンレスにペンキを塗るので、まずは下地材のメタルプライマーをかける。直接ペンキを塗るとすぐ剥げてしまうので。
  

本日の大家さんの差し入れ。あ、ちょうど歯磨き粉買おうと思ってたんですよね。洗剤、梅干し、そうめん、葛切り、せっけん。ステキ。いつもありがとうございます。


おととい切った板っきれを白く塗り、壁に取り付ける。


カウンター天板が開閉できるように蝶番を付ける。蝶番の厚み分、隙間ができないように板をノミではつります。ノミってほとんど使ったことなかったので難しかった。板が割れてしまって木工パテで埋めております。(わかるかなー?)


「電気・オーディオ・IT」担当が延長コードを処理しております。楽しそうです。
美しいモール使い。床を通すと邪魔になるので、ぐるりと天井側に這わせて反対の壁にコンセントタップを。

ででーんとやってまいりました、わがPower Mac G4


これまで代打を勤めていたシェル型 iBookは自宅へ戻り、仕事用のディスプレイ(ポストイットだらけ!)を設置。臨戦態勢。本当はこれを期にOS Xに入れ替えればよいのだけど、当分落ち着くまではOS 9でまいります。(ソフト買う金がないだけっていうハナシも)


ファックス、スキャナー、プリンターも運んできて設置。電脳部門はコードだらけでえらいことになっております。でもコード整理って結構好きなんです。モールつけたり、ビニタイでまとめたり。
  

レジがやってきた。カウンターの上に鎮座。


現金→→→3Yen 57Sen ?


イロハニホヘトチリヌルヲ……なにやらおかしなダイヤルが。使い方は不明なり。


什器製作ももう少しで完了、本日の材料はこちら。


板っきれの角を落として、道穴をあける。
  

本日の大家さんの差し入れ。バナナ。


DIY教室はじまりはじまり。箱を組む。


木材の角にヤスリをかけてから、木ネジの位置を決めてキリで下穴を開ける。埋め木でネジを隠すため、8mmのダボ穴も切っておく。


木ネジでしっかりと留めていく。


底の角材は補強です。底抜けしないように。


2階の内装で余ったベニヤを、底板に使う。サイズを測って鋸で長方形にカット。


箱ができましたー。


フタを蝶番でつける。幅900、奥行き450mmの大きなフタなので、今回はピアノ蝶番を3つ使ってみる。


できましたー。


オイルステインで塗装。これで終わりではありませぬ。


座面に一人用の畳を2枚。実はこの畳のサイズに合わせてベンチを作ったのでありました。


この一人用の畳は、福岡の畳職人さんのオリジナル。縁に使っているのは柳宗理デザインのファブリック。小さいながらも、い草のよい香りがする。ご来店の際にはぜひお掛けください。
  

次の製作のラフスケッチを元に、木取り図を書いて板橋のドイトへ。


自分の車で運んできた。


こまごまとした金物も。こういう小さなパーツがないと、作業が進まない。


自宅から持ち込んできたものもいくつかある。これは元我堂にも置いていた、子供用の机と椅子。どこに置くかは未定。


5年ほど前にオークションで落札した振り子時計。自宅では音がうるさくて飾っていただけだったので、ようやく日の目を見ることに。


昭和30年代ぐらいに作られた小さな水槽。友人の久保田くんから買った。可愛らしくとてもいい雰囲気です。(久保田くんが、じゃないですよ)


水が馴染んできたのでメダカを入れた。水槽が小さいので5匹だけ。住み心地はどうかな?
  

あれ?今日もハタナカさんがいる、と思ったあなたは鋭い。週末の連休に出勤となったため、代休として水・木がお休みになり、2日連続で来てくれたのだ。えらいぞー。

というわけで、昨日切ったベニヤをボンドで貼り合わせて固定したあと、お馴染み白いペンキで塗装。もうおわかりですか。


ハタナカさん作、デスクトップスタンドでございます。ペンだけじゃなく、電卓、メモ帳、ポストイット、印鑑など、何でも立てられます。


私の方も、各パーツを組み立てて棚をひとつ。


パソコン机の横に設置。


右と同じ化粧ベニヤで、背板を貼る。(ちょっとスキマあり、えへ。)


バックヤード側から見るとこうなってます。商品を入れる紙袋や手提げ袋をストックする棚。天板にはレジを置く。


これは以前書いたラフスケッチ。イメージ通りになってきましたー


今日はもうひとがんばり。杉の板材、長いの2本と短いの2本。


こんな風に木ネジで留めます。


竹竿を渡して。


物干し台の完成。ここに手拭いをずらっと並べます。


それから、ドアを黒く塗った。元はブロンズ(ノブの部分の色)だった。本当は木製のレトロなドアに付け替えたいところだけれど。
  


水曜日、ハタナカさんがやってくる日。なにやら難しい顔をして、板を切ったり測ったりしております。


なぜなら、私がこんないいかげんなメモで図面を渡して、「今日はこれを作ってけろ」と言ったからであります。


でもハタナカさんなら大丈夫。ほーら、ちゃんとサイズ通りにベニヤをカットしております。さてさて、何ができるのでしょう?


夜になって、北区十条へ。ハタナカさんと私が以前勤めていた会社の友人Yさんが、ドッグカフェバーなるものを9月1日に開店したという連絡をいただき、ドッグカフェバーとは何ぞや?と興味津々、2人で訪ねた。


会社を退職後、ひんぱんにYさんの家に押しかけては、彼女が作るおいしい料理を食べまくっていた。ハタナカさんと私は“料亭Y”と呼んでいた。調理師の免許を取ったと聞いて、てっきり渋めの小料理屋のような雰囲気の店を開くものと思っていたら、ドッグカフェバーである。

人には思いがけない縁がするすると物語のようにつながっていくことがあるので、Yさんにも私たちの知らぬ間にきっとそんな出来事があって開店に至ったのだろうと思う。久しぶりに会ったYさんはお肌ピカピカ、実に生き生きとした顔で出迎えてくれた。もうそれだけでよかった。料理はYさんらしく、散歩途中の犬が駆けずり回っていても、いいよ、うん、いいよ。と許せる。しかし犬の目というのは切ないものですね。

 ドッグカフェバー Marchen(メルヘン)
 東京都北区十条仲原3-8-4
 TEL:03-3905-1155
 営業時間:19時~24時※
 ※ペットショップ併設で、昼間はカフェとして営業
  夜間はお酒も飲めるカフェバーとなります

犬連れの方も、そうでない方も、近在の方はぜひ訪れてみてください。犬用のクッキーやグッズも揃っていました。
  

自宅でサラウンド用に使っていたスピーカーを取っ払ってきて、仕事場のメインスピーカーとする。つけてくれたのはもちろん、「IT・電気・オーディオ」担当。配線も、モールを使って美しく仕上げてある。“配線”とか“電源”をいじるだけで、楽しくて仕方ないらしいオタク体質。


左右の天井に付いた。


音楽は私のipodから。左下の小さいのはデジタルアンプ。右はラジオチューナー。CDプレイヤーも加わる。オーディオ機器はすべて「IT・電気・オーディオ」担当の私物を拝借。


私の方は棚その5に着手。これはカウンターの天板。


側板と背板。


棚板4枚。木材にヤスリをかけ、色を塗って乾かすのにまる1日。
  

棚その4の続き。板をコの字に組む。


桐箪笥の上置きにサイズを合わせてあるので、はめ込みます。


鬼瓦の底に、滑り止めのゴムを貼って…


左右各2個ずつ棚の上に置き、さらにその上に2×4の板を置いて完成。ショーウィンドウの前で、手拭いを並べる予定。

棚・その4の製作。これは簡単なので気が楽なのだ。まずは板にペンキを塗って乾燥させる。


母より、大量の雑巾用タオルが届く。お店なんだから汚れた雑巾を使っていてはならぬ、という心遣いなのだが、家中のいらないタオルを全部送ってこられてもさ。ありがたいのだが置き場に困る。
  

棚の裏側に細い板を取り付けて、欄間を蝶番で留める。


ジャジャーン。


取り出したるは障子紙、のり、刷毛。欄間に貼る。


出来上がった棚を、よいこらせっ!っとパソコン机の上に載せると、あーら、ぴったり!(ちゃんと測って作ってるからぴったりでないと困る)


さらに外側を化粧ベニヤで覆って、釘で打ち付ける。パソコンの目隠しになると同時に、机と棚を一体化させる。


棚の部分は商品を飾る。


裏側はこんな風になっている。


成り行き上、欄間が開くのだが、我ながら意味は不明。ここから突然「いらっしゃいませ!」とか言われたらお客さんが驚きます。

昨日色を塗った板を組み立てる。


ちょっと背が低めの棚です。まだ完成じゃない。


さらにこんなパーツと


先日洗っておいた欄間を使いますよ。


あっ、なんだこれは!?


鬼瓦、4個。自転車通勤の途中に屋根職人さんの家があり、直接話をして、不要になった瓦をわけていただいた。解体した家から外してきたもので、汚れをタワシで洗ったところ。どこに使うかは、のちほど。
  

トイレにタオル掛けをつける。棒はその辺にあったやつで。


棚・その3の制作。またまた側板を白く塗る。


棚板はこげ茶で4枚。


棚作りに疲れた(飽きた)ので、照明をつけてみました。


大家さんの今日の差し入れはなんと。あの群林堂の大福でございます!興奮して握りしめたせいか、若干つぶれてあんこがはみだしてますが、おいしかった~元気出ました。