店舗からのお便り

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■其の一「小鹿田焼あさひるばん」終了
終了しました

旅 猫 雑 貨 展 其 の 一
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小鹿田焼 あさ ひる ばん
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2010年11月26日(金)~12月9日(木)
12:00~19:00(日曜 11:00~18:00)
※月曜定休(11/29、12/6 はお休みです。ご注意ください)

会場:旅猫雑貨店 店内
   〒171-0032
   東京都豊島区雑司が谷2-22-17
   電話/ファックス:03-6907-7715
地図:Google Map http://j.mp/eMAQRc(←クリック)
■『東京アート&カルチャーさんぽ』掲載のお知らせ
2010年3月12日発売
東京アート&カルチャーさんぽ(ぴあMOOK)

「美術館・博物館・アートギャラリーだけでなく、名建築や名庭園、歴史ゆかりのスポット、アート好きな人が行きそうなカフェや下町グルメ、書店やアートグッズショップなどご紹介!」というムックの「護国寺~雑司が谷」のページで当店をご紹介いただきました。

なんかすみません、と謝りたくなってしまいます。だってアート&カルチャーですよ!アート! まぁ民芸品や郷土玩具はフォークアート(民衆芸術)と呼んでもいいのでしょうが……50円のシャボン玉とかロー石を売っているような店ですので、くれぐれもこの本を見て期待されませんように。
■『ことりっぷ もっと東京さんぽ』掲載のお知らせ
2010年2月12日
『ことりっぷ もっと東京さんぽ』 昭文社 

道路地図でお馴染みの昭文社が発行しているガイドブックシリーズ「ことりっぷ」。最新刊の「もっと東京さんぽ」で当店を紹介していただきました。わめぞ=早稲田・目白・雑司が谷エリアのページです。早稲田古書店街も紹介されています。

小さく軽く(1冊150g)、かばんに入れて持ち歩けるサイズと和柄の表紙が女子に人気だそうです。詳細な地図に加えて、乙女心をくすぐる店やスポットをぎゅっと詰め込んでいて便利かも。
おかげさまで本日、2006年の店舗オープンから3周年を迎えました。お客さまをはじめ、あの方にもこの方にも日々感謝しつつ、そして<わめぞ>の仲間たちの支えがあっての3周年です。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

オンラインショップ開業から数えると8年目の秋、ただ今ウェブサイトのリニューアルをすべく、じっくりとサイト構築を進めております。雑司が谷の店舗に来ることができない遠方のお客さまにも、楽しく快適にお買い物していただけるようなページを目指して鋭意製作中ですので、今しばらく。

3年前と店舗内の様子を比べてみました。





2006年開業時に新たに仕入れたものはほとんどなく、家にあった在庫をゆとりを持って並べただけという、ずいぶんさっぱりとした店内でした。店舗の契約時から開業までの様子は、このブログのカテゴリー「雑司が谷仕事場づくり日記」でご覧いただけます。

そして現在、新たに雑司が谷にお店を開こうと準備を始めた方がいらっしゃいます。場所はたい焼き<ひなの郷>の並び、鬼子母神通りに面する路面店です。お話を聞いたところによると、新刊本あり、古本あり、貸本もあり、お茶も飲める!らしいです。どんなお店になるのでしょう。詳しくは店主さんのブログでどうぞ。

●ひぐらし文庫/雑司ヶ谷つれづれ日記
http://higurasibooks.blog.so-net.ne.jp/
■ボンジュールメトロに掲載されました
2009年10月11日
東京メトロ季刊情報誌「ボンジュール!メトロ」 秋号
<雑司が谷ほっこり のんびり街散歩>

に当店が紹介されています。東京メトロの主要駅にて無料で配布されていますので、ぜひお手に取ってみてください。細長いハンディサイズの小冊子ですが、東京メトロで行けるいろいろな散歩コースがコンパクトにまとめられていて充実した内容になっています。


■座談会「わがまち雑司が谷」に参加しました
2009年08月17日
フリータウン誌「わがまち雑司が谷」第58号

雑司が谷旧宣教師館の守り人であり、80歳を越えてなお、雑司が谷への熱き思いをフリータウン誌に込めて発行し続けている前島郁子さんという方がいらっしゃいます。発行人の前島さん曰く“ 誰でも気軽に読める回覧板のような "「わがまち雑司が谷」第58号が出ました。

今号では前島さんからのご指名により、古書往来座・瀬戸雄史さん、生粋の雑司が谷っ子でイラストレーター・武藤良子さん、目白だいちメンバーより小柴優さん、新沼優さん、亀谷隆典さん、そして私(旅猫雑貨店)が招集され、前島郁子さんと共に「わがまち雑司が谷」の編集を補佐されている余吾育信さん(司会)、磯部雅子さん(記録)の計9名で行った座談会が収録されております。

全体的にほのぼのと、それぞれの雑司が谷雑感を語り合っているのですが、相変わらず瀬戸君の発言がオカシイです。「わがまち雑司が谷」は雑司が谷のさまざまな店舗や施設に置かれていますが、当店でもバックナンバー含め配布中です。もちろん古書往来座でも手に入ります。
■雑誌『和布くらふと』vol.12 掲載のお知らせ
2007年12月10日発売
『和布くらふと Vol.12―にほんの手仕事を楽しむ (12) 』
(パッチワーク通信社)

「日帰りおさんぽ道2/目白・雑司が谷」記事内で当店をご紹介いただきました。
案内人は、目白在住の人形作家・きくちのばら先生。
目白・花想容→自由学園明日館→LUNCO→千登世小橋(都電)→雑司が谷・鬼子母神→旅猫雑貨店、というコース。
■配給物資
ついに大家さんよりコメをいただく。リュックで担いで自転車で帰るのに重いなんて絶対言いません。しかし大家さん昨日我が家のコメが切れたことをどうして知っているのですか。
ちょっと前まで、吉祥寺のVICなんかに山と積まれていたコロムビア製レコードプレイヤーGP-3が、製造中止になったと聞いてがぜん欲しくなってしまった。

同じポータブルレコードプレイヤーでは、ステレオ出力かつ、お値段もちょっと安いVestaxが人気のようだが、こっちはおしゃれすぎて店の雰囲気に似合わないのである。コロムビアのおもちゃっぽい赤と白の、“昭和のかほり”がなければ。そうして欲しくなっていざ探し出すと手に入りにくい。

ようやくネットオークションで見つけて入札するも、私の希望価格よりも高値で他の人に落札されてしまった(競り合う気はなし)。気長に待っているとまた出品があり、今度のはなぜか誰にも注目されないまま、私だけの入札で安く手に入れることができてしまった。


新品のまま箱に入れて保管されていた感じで、とても状態がよかった。何年かぶりで、レコードに針を落とす緊張感を味わう。レコードのホコリを取るためのビロード状のクリーナーのことも思い出す。あれは今も売っているのだろうか。片面が終わってはひっくり返し、また針をのせる。ああ、レコードってこんなに面倒くさかったんだっけ。ほうっておけば音が出ないまま、いつまでもくるくる回っている。デジタル師匠の高尾さんがやってきて、「音に艶があるねぇ。」と褒めてくれた。


かけていたのはこちら。


ああっ。お客さまのNさまが、雑司が谷界隈の地図を、藁半紙でこんなにたくさん印刷してきてくださいました。ありがとうございます!お店で配布中。
■日々うつろう
先週はこんな色だったもみじが


今週はこんな色になった
  

円筒に入ったブツが到着。
カッティングシートの切り文字で、スタンド式の看板を作る。先日、某業者さんに見積りを依頼したら「文字数多いから4万8千円」との連絡があり、(うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、無理!)と心の中で絶叫。それじゃあ自分でやりますわ。


スタンド式の看板に、位置を合わせて仮止め。


シートが大きいので、“水貼り”をする。台所洗剤を数滴混ぜた水を霧吹きで吹き付ける。(洗剤を混ぜると、水抜きがしやすくなるとのこと。洗剤が多すぎるとシートの付きが悪くなるそう。)


仮止めを支点にして、シートをひっくり返し、裏側の台紙を剥がす。


カッティングシートの粘着面を、看板本体にヘラをつかって密着させていく。霧吹きの水分を押し出すように。そしてこのまま水分が乾くまで1日おきます。


翌日。カッティングシートの上の転写紙をそっと剥がしていく。勢いがよすぎると、細かい部分が転写紙にくっついてきてしまうので、慎重に……


できた!
うれしい反面、なんだか恥ずかしいのです。ああ、こそばゆい。
   
 
自宅近くに、ガラス貼りの古めかしい調剤室を持った昔ながらのくすり屋があったのだが、1ヶ月ほど前からシャッターを閉ざし、中で商品や什器の片付けをはじめていた。そのくすり屋の両隣りの商店も数年前に閉店して、あとに新しい店舗が入るでもなく、その一角がさらに暗く寂しくなってしまった。

すぐ近くに大手チェーンのドラッグストアが2軒、それに処方箋薬局も2軒と立て続けにできてしまったから、古くからの個人商店では太刀打ちできなかったのだろう。実際、私もそのくすり屋を利用したことはなかった。木枠のショーケースの上には折鶴ランの鉢、壁のポスターは色あせ、今でも乳鉢で粉薬を調合してくれそうな白衣のおじいさんが奥にいた。そのまま江戸東京たてもの園に移築しても違和感のない雰囲気だった。

先日、前を通りかかった時、半分シャッターが開いていて、ガランとした店内でおばさんが掃除しているのが見えた。もうすっかり商品も什器も処分してしまったと思ったら、すみっこに不要品と思しきものがいくつか置かれていて、その中に傘立てが見えた。

私の店にはまだまだ足りないものがたくさんあるのだが、そのうちのひとつが傘立てで、なかなか満足いくものが見つからないので、妥協して変なものを買うよりは、なくてもなんとかなる、と開き直っていた。(お客さんにしてみれば傘の置き場がなく迷惑な話だが。)それで、ダメもとでおばさんに、「この傘立てを譲っていただけませんか」と声を掛けた。ほうき片手におばさんが出てきて、「どうせ捨てようと思っているものだから、どうぞお持ちなさい」と言う。思いがけず、傘立てを入手。

店に持ってきて、水洗いをしてホコリを落としたら、まるでここに何十年もあったような顔で、入り口の脇にぴたりと収まった。

  
思えばスタートは暑かった……首にアイスノンを巻き、日焼け止めを塗って自転車通勤していた頃は、こんな季節になるまで準備しているとは予想だにせず。今や北風吹き枯葉舞い、晩秋というよりは初冬である。はぁ。

ため息をついていても始まらないので、本日大安吉日(←こればっかり)、ウィンドウのロールスクリーンを開けはなって、ひっそり開店してみる。ここを開けているか、開けていないかで、前を通る人の反応が面白いほど違うのがよく見える。



買い物に行く途中の奥さま、近くにある日本女子大の学生さん、赤ちゃん連れの若いご夫婦など、ポツリポツリと店内に入ってきてくださる。おっ、『現代豆腐百珍』など、シブい本が売れていく。

手ぬぐいと古本、竹の箸と古本、風呂敷と古本、そんなお買い上げがあると実にうれしくなる。もっとお客さんに楽しんでもらうには、まだまだ推敲、工夫の余地あり。


ご来店の際は、畳ベンチでごゆるりと。
  
植木、ショーウィンドウと進めてきた店頭プロジェクト、第三弾は、濡れ縁の製作である。濡れ縁用の材木を買ってきたのは、なんとまあ、3週間以上前であった。早いとこ片付けちまおう。


昨日、ハタナカさんが“ウッドデッキ用防水塗料”を塗ってくれて、乾かした木材。


まずは脚を作っていく。


板は3.8mm厚で、できるだけネジが深く入るようダボ切りで穴を掘っておく。


前後の脚、がっちりできました。


座面の板を、等間隔に取り付けていく。


サイズぴったり。夏にできてれば、ここでビールでも飲みながら夕涼みしたかったねぇ、とは、お向かいの寿司屋のおかみさんの言葉。


さて、いよいよ……
   
長いことショーウィンドウのロールスクリーンを閉めたままで、中でゴソゴソ作り物をしたり、品物を並べたりしているので、ご近所の皆さまからよく「ここはなに屋さんなの?」と聞かれる。包丁研ぎ屋だと思っている人、展示するだけのギャラリーと思っている人もいる。

というか、皆さん中にどんどん入ってくるので、なに屋さんかわかんないけど、なんか面白そう、というウワサが広まっている感じ。早く看板をださなくちゃ。看板って、なに屋さんか一目でわかって、自由に入っていいお店なのかどうかを決める大事なものなんだねぇ。他のお店の店先をよく見て、入りやすい店がどうなってるのかもっと研究しなければ。


ハタナカさんに手伝ってもらい、ショーウィンドウに、店名ロゴと旅猫イラストをつける。データ入稿で業者に作ってもらったカッティングシートを、位置決めして仮止め。


ヘラで転写紙の上からよく擦って、ゆっくりと転写紙を剥がしていく。こういうのはハタナカさんの方が上手。


貼れた!感動!なんですか、これだけでググッとお店っぽくなったじゃありませんか。びっくりしちまいました。これで、ご近所のおばあちゃんでも「ここは雑貨店なのねぇ」と一目で判ります。うれしいなぁ。

夕方(といってももう真っ暗)6時半、西池袋にあるブックギャラリーポポタムへ。今日は早稲田・目白・雑司が谷地域の有志の店が集まって、初顔合わせの交流会。

ポポタムに着くと、すでにイラストレーターの武藤良子さん、古書現世・向井さん、古書往来座・瀬戸さん、そして、千駄木の往来堂書店の笈入さんが。あれ?どうして笈入さん?往来座と往来堂を絶対間違えないようにしなくっちゃ!と密かに確認していたら、笈入さんはたまたまポポタムを見に来ていたとのことで、交流会には参加せず、途中でお帰りになった。あとから瑠璃屋さん、リコシェの阿部さんもやってきて、池袋西口の中華料理屋でわいわいと。

10月のUBCの時に武藤さんと、目白・雑司が谷周辺の古書店マップを作れるといいねーなどとお話したのがきっかけで、武藤さんが各店に声を掛けてくださって実現した今回の交流会。なのだが、はたしてナニをどうする、という具体的な話もなく、ま、初めは飲み会から、みたいな感じだったのだが、瀬戸さんが、早稲田・目白・雑司が谷の頭を取って「わめぞう」というのはどうかと発案。谷中・根津・千駄木の「やねせん」、荻窪・西荻窪・吉祥寺の「おにきち」に対抗?するのか?

すると、ポポタム・大林さんの、「う」はない方がよい、「わめぞ」の3文字がいい、カタカナはどうか、の意見に、武藤さんが賛同。「ホラ、フランス語みたいじゃない?ワ・メゾーン、みたいな」ふ、ふらんす語ですか?!

それからというもの、「わ」と「め」と「ぞ」が頭につく料理は何かを延々議論したり、本とか全然関係なく大暴走。下の画像は、その時メモしたノート。左上のワメ象は向井画伯、「わさび・めんたいこ・ぞうすい」発案はポポタム大林さん。このメモを見るにつけ、この先、この集まりがどうなっていくのかが楽しみでもあり、心配でもある。
月曜日を定休日と決めたので、まだ営業時間も公表してないが、誰がなんと言っても今日は定休日である。

この3ヶ月間、内側のことばかり考えて店作りをしてきたが、ちょっと、外側から客観的に眺めてみますと、ここは店というよりはやっぱり仕事場、事務所、……なに???

いかんいかん、自分でもわからん。通りかかった人はもっとわからないだろう。もっと、店らしくするには、そうだ、看板のことを後回しにしていたんだった。オーダー品だと高そうだし。

とにかく、店舗用品の殿堂、浅草合羽橋商店街へ行く。あるわあるわ、あらゆる看板がギラギラと、ところ狭しと並んでいる。


かんばん劇場という名のお店で、スタンド式の看板を見せてもらう。看板で和風というと、蕎麦屋とか寿司屋にありそうな、民芸調、茅葺き屋根、水車小屋みたいなやつか、白と黒の、土蔵みたいな雰囲気の電飾看板とか、ちょっといただけない。黒板タイプで、いろいろ書き込めるのはよさそうだけど、今どきのファストフード店みたいだなぁ。

もっとシンプルで小さめのやつありますか、と聞いて、店のおじさんが奥から出してきたのは、縁なしの小ぶりな黒板看板。黒い地の色で、これにカッティングシートで切り文字を貼ればなかなかよさそう。お値段も手頃なのでそれに決めてしまった。

店の外側を演出するものとして、植木を置きたいと思っていたので、その足で上石神井にあるオザキフラワーパークという巨大園芸店へ行った。


花鉢は無視して、山野草、盆栽のコーナーへ。華美でなく、半日陰でも丈夫で長持ちする植物を選ぶ。


日陰でもどんどん増えるユキノシタと、紅葉した南天の中鉢。南天は火事を避ける、難を転ずるなどと言って縁起のよい植物。メダカ鉢に入れるトクサも買う。


大家さんの玄関とお店の境界として、背の高い植木を置きたくて、庭木のコーナーも見る。本当は黒竹の鉢をイメージしていたのだが、思いのほか高くて、うんうん唸って諦めて、その半値ぐらいだった“いろはもみじ”の高さ160cmぐらいの鉢を買う。

植木を車に積み込んで店へ。さっそく店先に置いてみた。あら、ちょいといい感じ。
  


あぁ~こんな便利なものが売ってる!と、東急ハンズ4階木材売場で歓喜の声を上げた、L字型角棒。外寸12mm、内寸6mmってやつを買ってきて、白木に、いつものこげ茶のオイルステインで着色する。


ガラスの棚板は6mm厚なので、ぴったりサイズで。棚受けを除けて、ガラスの断面にエポキシ系強力接着剤で貼っていく。


ガラス棚は光を通すので、下に置いたものが暗くならない=照明が少なくてすむ、という、実のところセコいアイデアなのだ。


前の断面にのみ、木を貼ることで、ちょっぴり重厚な感じに。他の什器とも調和する。


貼れました。ぱっと見は木の棚なんだけど、なんなのかしら!?これ!?というのが狙いです。
   

週1回ハタナカさんが来てくれるので、彼女が雑貨の値札付けや、その他の雑務をちゃっちゃとこなしてくれ、売り場がだいぶ出来上がってきた。本も日々、自宅から運んできては棚に差している。少しずつ、少しずつ。


秋らしい柄の手拭いを並べているものの、もう世の中はクリスマス商戦真っ盛り。和雑貨店なのでサンタクロースだのツリーだのは置きませぬが、手ぬぐいの柄は冬らしいものに変更しなければ。あひろ屋さんの南天、六花(雪の結晶)柄がおすすめです。

あ、そうそう、来年の干支である亥の飾り物が入荷したのだった。亥の置物、かわいくないのが多くて本当に困る。かわいいといってもマンガになったらダメだし、難しい。売れ残っても猿や犬と違って潰しが効かず、あと12年寝かせるのかと思うと非常に困る。亥
年というのは雑貨屋泣かせである。季節の先取りで、2ヶ月~3ヶ月ぐらい先行した商品を並べる、というのが常識(12月に入ると雛祭り商品並べたりして!)なのだけれど、私はもう少しのんびり生きたい。
  

▲本を並べてみた

家族や友人知人が様子見にやってくるようになったので、尻に火がついたような気持ちになっているのだが、日々の発送やメール対応、それからUBCに一箱古本市の準備もあるしとアワアワで、なんて誰にするともない言い訳をつぶやく午後3時。どっちが優先かと問われれば、よそさまへの責任と期限のある仕事なわけで、やっぱり自分の店のことが後回しとなっていく。畳の一目ずつでも、日々是前進。


大家さんから、「旅館に泊まりに来たみたいだねぇ」という感想をいただいた、照明+笊。


和傘の美しさを知って以来、どうしても売りたかった蛇の目傘。


ご来店の折には、どうぞお手に取ってみてくださいな。


もちろん開いちゃってください。中村主水の内職でおなじみかと思いますが、実際に触ってみるとその美しさに感動すら覚えます。